170602_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月2日 |
170602_01 |
ソニー |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般産業用 |
毎秒1千フレームの高速センシングで対象物の検出と追跡を実施する高速ビジョンセンサー「IMX382」を商品化
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高速ビジョンセンサー「IMX382」 |
ソニーは毎秒1千フレームの高速センシングで対象物の検出と追跡を実現する高速ビジョンセンサー「IMX382」を商品化し、10月からサンプル出荷を開始する。
同ビジョンセンサーは、裏面照射型画素部分と信号処理回路部分を積層しており、回路部分には高速で対象物の検出と追跡などを行う、画像処理回路とプログラマブルな列並列プロセッサを搭載している。これにより、裏面照射型画素部分で高感度に撮像し、さらに対象物の検出、追跡といったセンシングまでの処理を毎秒1千フレームで実現した。また、画素から得られた色や輝度などの情報によって対象物を検出しており、さらにその対象物の重心位置や面積、動きの方向などを検出し、それらの情報をフレーム単位で出力することができる。
同製品は、毎秒1千フレームで撮像から対象物の検出、追跡まで処理できる機能を1チップに内蔵することを実現した。これにより応用領域が広がるだけでなく、従来のシステムでは実現が難しかった新たな価値の提供に貢献する。従来、毎秒30フレームで処理するイメージセンサーを採用したシステムでは高速に移動する対象物や現象を捉え切れない場合があった。同ビジョンセンサーは、従来比約33倍の撮像スピード(毎秒1千フレーム)によりそれらを捉えることを可能にする。
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