単機能で小型高効率、単機能AC-DCユニット型電源「RWS-Bシリーズ」を拡充

ＴＤＫの 「RWS-Bシリーズ」新モデル

　ＴＤＫはＴＤＫ―Ｌａｍｂｄａブランドのスイッチング電源の製品ラインアップを拡充している。単機能で小型高効率のＡＣ―ＤＣユニット型電源「ＲＷＳ―Ｂシリーズ」では、産業機器、計測機器、通信機器などの幅広い分野に対応するために、新たに大出力容量機種を追加し、販売を開始した。

　ＲＷＳ―Ｂシリーズは１３年１０月から販売している出力容量５０―６００Ｗモデル。基本性能を維持し、付加機能の最適化を図ったシンプルファンクション（単機能）タイプの電源。また、小型・高効率電源として、軽負荷時の効率改善や待機時の消費電力低減を図り、低電力から高電力まで環境負荷低減に貢献する。

　今回、追加したのは１千Ｗ出力モデル「ＲＷＳ１０００Ｂ」、１５００Ｗ出力モデル「ＲＷＳ１５００Ｂ」。出力電圧は１２／１５／２４／３６／４８Ｖ。

　２機種の新モデルは、同シリーズの製品コンセプト、信頼性を踏襲し、搭載しているアルミ電解コンデンサは長寿命製品を採用し、製品期待寿命を５年以上とすることで厳しい環境下でも使用できる。さらに、ノイズ規制クラス―Ｂに対応。

　８８％の高効率で、現行同容量モデルの「ＨＷＳシリーズ」に比べ約３０％の小型化を実現。サイズは１千Ｗモデルが１２７×６３×１９８ミリメートル、１５００Ｗモデルが１２７×６３×２６１ミリメートル。出力端子に扱いやすい２方向取り付け端子台を採用した。

　標準タイプのほか、医用規格適合の／ＭＥ　オプションなど、様々なオプションタイプを取りそろえている。

　安全規格はＵＬ６０９５０−１、ＣＳＡ　Ｃ２２.２�ｂU０９５０−１、　ＥＮ６０９５０−１。