電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月27日 170327_02 マキシムインテグレーテッド 半導体集積回路 汎用リニアIC 移動体通信機器用

わずか300nAという最小の自己消費電流(IQ)を備え、IoT機器等に最適なブーストレギュレーター「MAX17222」を発表


MAX17222

 マキシムインテグレーテッドはnanoPowerブーストレギュレータMAX17222を発表した。新製品は、業界最高の効率とわずか300nAという最小の自己消費電流(IQ)を備え、ウエアラブルおよびIoTなど民生機器に最小の形状と最長のバッテリ寿命を提供する。

 0.4−5.5V入力、1.8−5V出力で、500mAの入力電流制限を備え、同様の製品と比較して実装スペースを最大50%削減し、95%のピーク効率を提供することで発熱を最小限に抑える。

 これらの利点は、IDCの予想では20年に18.4%の年平均成長率(CAGR)を示すとされるウエアラブル機器に最適だ。

 新しいウエアラブル、ヘルスモニタリング、IoT、モバイルおよびそのほかのコネクテッド機器の設計者は、より小型の形状により高い機能と性能を組み込むため、次世代製品のバッテリ寿命の最大化に苦労している。同市場を対象とする電源ソリューションには、低自己消費電流の設計技法の習熟と高集積が求められる。

 マキシムのMAX17222は、最小の自己消費電流を提供するだけでなく、発熱およびシャットダウン電流を最小限に抑える。True Shutdownモードでは、0.5nAという超低消費電流によりバッテリの消費がほぼ停止するため、最長のバッテリ寿命が提供され外付け切断スイッチが不要。

 また、ほかの同様の製品と比較してソリューションサイズを大幅に削減するとともに、必要な機能補償を内蔵しているため、完全な電源ソリューションに必要なものは一つの設定抵抗と小さい出力フィルタのみ。使いやすさを実現するため、このブーストレギュレータは最小に小型化した6ピンWLP(0.88×1.4ミリメートル)および6ピン標準μDFNパッケージ(2×2ミリメートル)で提供される。−40−+85度の温度範囲で動作する。


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