161202_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月02日 |
161202_01 |
ラピスセミコンダクタ |
半導体集積回路 |
専用IC |
通信インフラ用 |
各国のスマートメーター等のサブギガ帯域カバーの無線通信LSI
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ラピスセミコンダクタの「МL7345」 |
ロームグループのラピスセミコンダクタは、世界各国のサブギガ帯域をカバーした無線通信LSIを開発し、月産50万個で量産を開始した。
32ピンWQFNパッケージで供給。サンプル価格700円(税別)。評価ボード1台価格7万円(税別)。生産は前工程がラピスセミコンダクタ宮城、後工程がラピスセミコンダクタ宮崎とロームインテグレイテッド システム(タイランド)。
高周波増幅器に改良を加え、160M―960MHzのサブギガ帯域に対応。世界各国のスマートメーター、テレメータ装置、センサーネットワーク装置などに使える。また、欧州無線メーター規格のワイヤレスM―busの最新規格2013年版に対応。従来のワイヤレスM―busパケットハンドラを改良し、最新の拡張パケット仕様に対応した。
高周波増幅器の改良で送信パワー変動を動作保証全温度範囲内で1 デシベル 以下に抑えることができ、一般品に比べて3倍以上安定性を高めた。
安定した無線性能の実現によりマルチホップを扱うスマートメーターなど、複雑な無線ネットワークを用いるアプリケーションにおいて環境変化に対するマージンを考慮せずネットワーク設計を行える。中継器の削減などネットワークの簡素化、低コスト化に貢献できる。
平均電流を同社従来品比48%削減。内蔵タイマーだけオンにするスリープ電流も0.9μAと同社従来品比58%削減した。
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