131108_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月8日 |
131108_02 |
TDK |
半導体素子 |
ディスクリート |
移動体通信機器用 |
モバイル機器の静電対策用積層チップバリスタ
TDKは、EPCOSブランドの積層チップバリスタ「CeraDiode」の新シリーズを開発した。生産はオーストリア工場で、14年には月産5億個を見込んでいる。
新シリーズは、スマートフォンをはじめとするモバイル機器の静電気(ESD)対策用として開発したもの。
単位面積当たりの粒界面積が極めて大きい酸化亜鉛素材を使用することで、従来品に比べて体積当たり50倍の優れたESDパルス吸収能力を発揮する。
例えば0603サイズ7pFでは25kVのESD保護耐性を持ち、クランプ電圧は8kVのパルス電圧でわずか70V(IEC―61000―4―2準拠)。
高性能を確保しながら1005サイズ、0603サイズと小型化を実現している。
同社によると、スマホではESD対策としてTVSダイオードが20―30個使用されているという。今回のチップバリスタはダイオードの特性を強く意識して開発したもので、ダイオードの代替需要を狙った。
さらに、同社では基板内蔵用として銅電極を採用した埋め込み対応バリスタ、実装面積が0.47ミリメートル角で、厚み0.1ミリメートルのLGAパッケージバリスタについてもサンプル対応している。
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