サービルロボット向け等ブラシレスDCモーター各種

　マクソンジャパン（東京都新宿区）は、ブラシレスＤＣモーター「ＥＣ―ｉ４０」製品群を大幅にコストダウンして販売開始した。１月に稼働したマクソンモータ・グループの韓国専用工場による生産コスト・部品調達コストの見直しにより実現したもの。

　同製品群は、日本のロボット市場からの、小型・薄型・高出力・高速応答アクチュエータの要求に対応して開発したもの。同社は日本のサービスロボット分野のモーター市場で約５０％のシェア（同社調べ）を持ち、今回の同製品群の投入により、サービスロボット市場のほか、産業用ロボット市場でも一層の販売強化を目指す。

　当初は、５０Ｗ／７０Ｗの２タイプのＥＣ―ｉ４０モーターとそれに組み合わせられるギアヘッド、エンコーダの投入から開始し、順次、製品群を拡充していく予定。

　スイス・マクソングループは、５００Ｗまでの高品質ドライブ・コンポーネンツとシステムをグローバルに供給するメーカー。マクソンジャパンは、同社グループの日本法人として８９年１２月に設立された。