130429_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月29日 |
130429_01 |
日本モレックス |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
一般産業用 |
最長4キロまで伝送可能なQSPF+ アクティブ光ケーブル
日本モレックス(神奈川県大和市)は、最長4キロメートルまでの伝送距離で40―56ギガbps(4チャンネル)の伝送速度を実現する「QSFPプラス アクティブ光ケーブル(AOC)」を発表した。VCSEL(ビクセル=垂直共振器面発光レーザー)ベースのAOCに比べ、低コストで信頼性の高い信号伝送を実現する。
新製品は、消費電力が1ケーブルエンドにつき1Wと競合製品より約30%低く抑えられており、データセンター全体の電力消費低減と熱効率の向上に貢献する。1リンク当たりBER(ビットエラーレート)は10e―18で、標準的な光トランシーバの10e―12に比べて低いため、高いデータ信頼性を提供する。
インフィニバンド FDR/DDR/QDR、イーサネット(10/40ギガbps)、ファイバチャンネル(8/10ギガbps)、SAS3.0/2.1(12および6ギガbps)などのプロトコルを持つアプリケーションに準拠し、標準的なQSFPプラス14 SFF―8682コネクタ経由で容易に接続可能。
特徴は、1エンドにつき四つの双方向データリンクを持ち、転送速度1.0―14ギガbps(×4)のFDRタイプ、同1.0―10.325ギガbps(×4)のQDRタイプが利用可能。QSFPプラスto QSFPプラスAOCはケーブル長300メートルまでを標準とし、最長4キロメートルまで対応可能なため、銅線やマルチモードファイバソリューション(通常100メートル)を超える距離に利用でき、データセンターや構内環境への設置に有効。構内配線システム向けにQSFPプラスto MPOケーブルが利用可能で、ロスバジェットは2dbおよび4db、最長4キロメートルまでのリンクが可能。
用途は、インフィニバンド14ギガbps(FDR機器)のスイッチやスーパーコンピュータ、HPCクラスタ、サーバー、SAS3.0を用いたストレージ、データセンター、各種イーサネット機器など。
|