130419_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月19日 |
130419_01 |
STマイクロエレクトロニクス |
半導体素子 |
ディスクリート |
移動体通信機器用 |
電子回路保護用TVS(過渡電圧サプレッサ)ダイオード
スイスのSTマイクロエレクトロニクスは、民生電子機器やスマートフォンなどの携帯端末の繊細な電子回路を保護する、世界最小のTVS(過渡電圧サプレッサ)ダイオード「ESDAVLC6―1BV2」を発表した。従来サイズ(0.6×0.3ミリメートル)より一回り小さい、業界最小の表面実装型標準パッケージ(0.45×0.2ミリメートル)で提供される。
STの「LSM303D」など、屋内ナビゲーションや先進的なユーザー・インターフェイス機能向けに提供されるモーションセンサーのサイズは、3×3ミリメートル。パワーチップにはわずか2×2ミリメートルのものもある。特に、これらデバイスを複数使用する設計の場合、一つのTVSを0.1ミリか0.2ミリメートル小型化することで部品の配置と配線経路を簡略化できるという。
新TVSダイオードは、国際規格IEC61000―4―2で規定されている保護要件に完全対応。バリスタなど、ほかの静電気放電(ESD)保護デバイスには、同じサイズのものもあるが、同じように効果的に保護するものはない。ESDAVLC6―1BV2は、同じサイズのパッケージで最も性能が近い競合バリスタの半分のクランプ電圧で、内部コンポーネンツをより安全に保護する。
同デバイスは双方向動作で、帯域幅は1ギガヘルツ 。配線容量7.5pF。ブレークダウン電圧6V。高さ0.2ミリメートルの超薄型パッケージを特徴とする。現在、量産出荷中。単価は1千個ロット時0.1ドル。
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