電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月11日 130411_01 アルプス電気 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

車載用向けブルートウース・オール・イン・ワンモジュール


 アルプス電気は10日、カーオーディオとモバイル機器の無線接続用に、車載用アンテナ内蔵ブルートゥース・オール・イン・ワン・モジュール「UGZZC―Gシリーズ」を開発、今月から量産開始したと発表した。

 カーナビやカーオーディオなどの車載機器は、ハンズフリー通話対応やスマートフォンなどとの連携が進み、現在、ブルートゥースを利用したデータ通信が主に使われている。

 ブルートゥースはブルートゥースSIG認証や各国電波法の認証取得が必要なため、モジュールをセットに搭載後もセット製品として認証を得る必要があり、その検討・検証に工数がかかっていた。カーオーディオの多くはCPUの処理能力が低いため、プロトコルスタック内蔵オール・イン・ワン・モジュールへのニーズが高く、さらにアンテナ搭載モジュールが求められている。

 これらのニーズに対応し、アンテナ内蔵の車載用ブルートゥース・オール・イン・ワン・モジュールを開発したもの。ブルートゥース認証に加えて、各国電波法認証もモジュールとして取得。シリアルフラッシュメモリー内蔵により、電話帳データ3千件の記録が可能で、データのソートなどの管理機能でセット側でのソフトウエア開発工数削減も可能。アンテナ、ブルートゥース・プロトコルスタック、メモリーを内蔵したモジュールの提供により、セットの設計や検証、ソフトウエア開発、認証に関わる工数削減を可能にした。

 高周波技術やシミュレーション技術により基板回路を最適化。ピンヘッダータイプのため、無線通信特性確保とともに、機器の実装面積削減にも寄与する。

 生産は角田工場(宮城県角田市)で当初月産5万個。外形サイズは29.0×36.1×8.0ミリメートル(縦型実装形状)。動作温度-20―+75度C。


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