130320_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月20日 |
130320_02 |
コーセル |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
高効率のパワーモジュール電源とDC-DCコンバータ
【富山】コーセル(福村恵一社長)は、世界最高クラスの大電力・高効率のパワーモジュール電源「CHS400」、小型・高速応答の非絶縁型DC―DCコンバータ「BRシリーズ」を開発し、ともに4月から発売を開始する予定だ。
CHS400は、市場の大電力化と高効率化要求に応えるため、独自の同期整流回路やマイコンによるデジタルアシスト制御を採用。大幅な損失低下を実現し、安定型バスコンバータとしては世界最高クラスのパワーモジュール電源として投入する。
同社従来品と比べ、同サイズで2倍以上の電力密度を実現した高性能製品。大電力向けの安定型中間バス電圧に最適な、12Vを準備。電力396Wを4分の1ブリックサイズという世界標準の外形・ピン配置に互換性を持たせている。
BRシリーズは、中間バスアーキテクチャを構成するために必要となる、非絶縁型DC―DCコンバータ(POL)として、新たにラインアップ。
POLは、LSIに電流を供給する際、出力電圧の変動を抑えるため、多くの外付けコンデンサが必要とされていたが、顧客の装置の高性能化や小型化を阻害する要因となっていた。新製品は、これを解決する小型・高速応答タイプ。
特に、30―50Aの大電流供給が可能な「BRFS」は、フルデジタル制御による同社独自のロバストコントロール技術を用いることで、一般的なアナログ制御POLに比べて外付けコンデンサを大幅(2分の1以下)に減らすことが可能な高速応答を実現した。パワーグッド端子やシーケンス端子、リモコン端子など豊富な機能を持つ。
両製品の対象市場は通信インフラ系装置、サーバー装置、半導体製造装置、ネットワーク関連装置など。 |