130301_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月1日 |
130301_01 |
東芝 |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
車載や監視カメラ向け画像認識プロセッサLSI
東芝は、車載や監視カメラ用途などに向けた画像認識プロセッサLSI「Visconti(ヴィスコンティ)3」を製品化する。4月からサンプル出荷し、量産は14年1月からを予定。サンプル価格は8千円で、15年度に同プロセッサLSIで年間200万個以上の販売を目指す。
新LSIは、CPUコアに独自32ビットコア「MeP」とともに、英アーム社のARM Cortex―A9 MPCore(2コア、動作周波数300メガヘルツ )を搭載する。
ARMコアの採用によりソフト開発が容易になった。CPUコアとともに単精度・倍精度浮動小数点演算ユニット(FPU)を搭載し、画像処理性能の向上を図った。
車載用途であれば、カメラからの入力映像を処理し、自車周辺の車線境界線や車両、歩行者、標識などの認識対象を同時に検知できる。同時に、カーナビや車載通信システムと融合させることで、撮影映像をクラウド上の情報とリンクさせるなど、新たな用途に活用できる。
東芝では、監視カメラや人物認証システム、デジタルサイネージなど、幅広い用途での応用を見込んでいる。
パッケージは、27ミリメートル角サイズの516ピンPBGA(ボールピッチ=1ミリメートル)を採用している。
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