130214_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月14日 |
130214_02 |
TEコネクティビティ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
リセット可能な極薄型の サーマルプロテクタ
TEコネクティビティ社TEサーキットプロテクション事業部(日本法人=タイコエレクトロニクスジャパンCPD事業本部)は、各種二次電池を保護する極薄型(長さ8ミリ×幅3.75ミリ×高さ1.15ミリメートル)のリセット可能なサーマルプロテクタ「MHP―TAシリーズ」を発表した。
定格DC9V、異なるレベルの導体許容電流を持つ二つの製品タイプ、複数の加熱保護対象温度定格を特徴としている。
電子機器設計者は、メディアタブレットや極薄型PCなどの小型でスリムな電子機器内のスペース活用の最適化のため、高容量の封筒型リチウムポリマー電池に注目している。同時に電池メーカーは、これらの用途で通常一般的な高電流に適合する超小型サーマルプロテクタを見つけるのが難しくなってきている。
MHP―TAシリーズは、これらに対応するバイメタルプロテクタと正温度抵抗特性を持つポリマー(PPTC)素子を並列に接続した同社のMHP(メタルハイブリッドPPTC)技術を拡張した素子。
今回のMHP―TAシリーズは、低定格電圧・低定格電流を持つアプリケーションをターゲットとしている。同社はリチウムポリマー電池市場のスペース要求に応える超小型素子を提供するため、MHP素子のサイズ小型化に成功した。
電池設計において、MHP―TAシリーズは、リセット可能な加熱保護を提供する一方で、内蔵されたPPTCがヒーターとして機能し、異常状態が取り除かれるまでバイメタルをラッチし続ける。
同シリーズは、二つのレベルの導体許容電流を持つ9種類の素子で構成。25度Cで約6Aの保持電流を持つ低電流MHP―TA6―9製品と約15Aの保持電流を提供する高電流MHP―TA15―9製品。前者は4種類の保持電流定格(72/77/82/85度C)、後者は5種類の保持電流定格(72/77/82/85/90度C)で提供される。
納期は、受注後12週間。
|