130116_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月16日 |
130116_01 |
ルビコン |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
SMDの耐圧35VDC巻回形導電性高分子アルミ電解コンデンサ
ルビコンは、巻回形導電性高分子アルミ固体電解コンデンサにおいて、新たにSMDタイプ「PAVシリーズ」を開発した。今夏以降の量産を見込んでいる。
巻回形導電性高分子アルミ固体電解コンデンサは、ほかのコンデンサと比べて小型で低インピーダンスであり、高リプル電流に対応できるのが特徴。しかし、固体アルミ電解コンデンサは従来の製造方法では高耐圧化が難しく、おおむね25VDCまでの製品が主流で、高電圧化が一つの課題だった。
同社は、新ポリマー技術の採用と、これを効率良くコンデンサ内に取り込む製造技術を開発し、35VDC以上の高耐圧を実現した。
また、大幅な低インピーダンス化、高リプル化を実現しており、非固体電解コンデンサとの比較では、インピーダンスを同社製品比約5分の1まで低減しながらも5倍のリプル電流を確保している。
これは、5月から量産を開始するリード形の「PZAシリーズ」で適用しており、「PAVシリーズ」はこれに次ぐもの。
同シリーズは、サイズがφ8×12―φ10×15ミリメートル。定格電圧は35―63VDC。静電容量は22μ―150μF。保証寿命は、105度C3千時間。
各種用途の電源平滑用として最適。また、高信頼性機器の制御回路・高速応答性を求められる制御回路など一般・特殊回路にも適しており、制御基板の小型化にも大きく寄与する。
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