130109_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月9日 |
130109_02 |
ルネサスエスピードライバ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
移動体通信機器用 |
高精細低温ポリシリコンパネル用液晶ドライバー
ルネサスエスピードライバ(横田善和社長)は、スマートフォン、デジタルカメラ向けに、タッチパネルコントローラを内蔵した高精細低温ポリシリコン(LTPS)パネル用液晶ドライバー「R63000」のサンプル出荷を開始した。
新製品は、液晶ドライバーに、インセル型で相互容量検出型タッチパネルに対応したタッチパネルコントローラを1チップに搭載。液晶ドライバーは、RAM内蔵で「HD720」(1280×720画素)、WXGA(1280×768画素)の解像度に対応する。
タッチパネルコントローラは、センサー本数Rx(受信側)20本、Tx(送信側)36本で表示サイズ5.5インチまで対応している。10点マルチタッチ時120ヘルツ での座標のレポートが行える。
独自センサー技術により、100以上の信号対ノイズ(SN)比を確保。指だけでなく、ペンや手袋でのタッチ検出も行える。座標精度、リニアリティともにプラスマイナス0.8ミリメートルを確保する見込み。インセル型タッチパネルでは、ディスプレイからのノイズの影響を受けやすいが、液晶ドライバーとの1チップ化によって、LCD信号と密に同期することでSN比を向上させた。
加えて、微小な検出信号を増幅する回路方式により、タッチ時の信号量を確保するほか、高性能なデジタルフィルターによりノイズを抑えている。
タッチパネル制御に必要な信号処理用プロセッサとしては「ARM Cortex―M0」を採用。タッチパネルコントローラ部の消費電力は通常動作時で26mWとなっている。
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