130101_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月1日 |
130101_01 |
東芝 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
トランスファージェット対応のマイクロUSBアダプタモジュール
東芝は、近接無線転送技術「TransferJet(トランスファージェット)」に対応したマイクロUSBアダプタモジュールを業界で初めて3月から量産する。スマートフォンやタブレット端末、PC周辺機器メーカー向けに販売を行う。月産10万個規模での量産を予定している。
新しいモジュール製品「TJM35420MU」は、マイクロUSBポートを持つアンドロイド搭載スマートフォン、タブレット端末に外付けし、アンドロイド用アプリケーションを端末にインストールすることでトランスファージェット対応を実現する。
モジュールには、トランスファージェット用無線LSIのほか、アンテナの役割を果たすカプラ、高周波フィルター、受動素子など内蔵している。
トランスファージェットは、モバイル機器の写真、動画などのデータを転送したい機器にかざす、タッチすることで高速伝送できる近接無線転送技術。1分間のハイビジョン動画(128メガバイト容量)を約3秒で転送できる高速性を備える。
東芝では「転送するデータサイズが大きくなる中、機器と機器で直接、高速に伝送する近距離、近接無線技術が重要になる」(小林清志・セミコンダクター&ストレージ社社長)として、無線LAN機能搭載SDカード「FlashAir(フラッシュエア)」などを製品化するとともに、トランスファージェット関連製品も拡充。
既にマイクロSDカード型モジュールやUSBアダプタモジュールなどのトランスファージェット対応モジュールを製品化。今後、近接無線通信規格「NFC」機能を一体化したモジュールの製品化なども予定している。
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