090827_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月27日 |
090827_02 |
三洋半導体 |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
動作異常の種類判別万全の保護機能 ステッピングモーター駆動用ハイブリッドIC「STK672−432B/632B」
三洋半導体(田端輝夫社長)は、モーター接続端子オープン検出機能や、異常の種類を判別できる出力端子を追加し、機器の安全性、信頼性向上を図ったステッピングモーター駆動用ハイブリッドIC「STK672―432B/632B」を開発、9月からサンプル出荷を開始する。
10月から月産40万個を計画。サンプル価格は300―500円。
モーター接続端子オープン検出機能は、機器の製造工程や運転稼働時に、モーターの配線が断線してMOSFETの電力損失が課題となり、MOSFETが熱破壊を起こす問題を防止する。従来製品から搭載済みの過熱検知、過電流検知、減電圧検知などと合わせ、万全の保護機能により機器の信頼性を確保する。
また、保護機能が動作した際にオープン、過熱、過電流の、いずれの異常を検知したかを判別できる出力端子を設けた。これらによってトラブル対策・解決へのスピードアップを可能にする。
さらに電流ランクの仕様を強化、新たに1.2A、3.8A品を追加、顧客のモーター駆動条件に最適なドライブを選択可能。
低電力設計により、STK672―632Bは、従来品のSTK672―632Aに比べハイブリッドICの電力損失を10―20%改善した。従来製品とのピンコンパチブル性を重視、機能アップを容易に実現できる。
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