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医療用システム向けサンプリング・レート130MSPSの高性能16ビットADC  アナログ・デバイセズはこのほど、高性能アナログ／デジタルコンバータ（ＡＤＣ）「ＡＤ９４６０」と「ＡＤ９４６１」のサンプル出荷を開始した。量産出荷は今月中を予定している。 価格は、ＡＤ９４６０の８０ＭＳＰＳ品が48.33ドル、１０５ＭＳＰＳ品が56.67ドル、ＡＤ９４６１が65.00ドル（いずれも米国における1000個購入時の参考価格）。 ＡＤ９４６０とＡＤ９４６１は、最高７９デシベルというＳＮ比で高いＩＦ（中間周波数）と、最高１３０ＭＳＰＳ（メガサンプル秒）というサンプリング・レートで１６ビットの精度を提供する。 ＳＦＤＲ（スプリアスフリー・ダイナミックレンジ）は、入力周波数１７０メガヘルツで９２デシベル、入力周波数２５０メガヘルツで８８デシベルと優れている。 両製品には、ＡＤＣの入力から分離された入力バッファが内蔵されているので、１ワットほどの電力を消費することもある外付けのバッファが不要になるため、トランスやアンプといった駆動の種類にかかわらず、容易に駆動できる。 パッケージは、鉛フリーの１００ピンTQFP/EPで供給される。なお、主な用途は、磁気共鳴画像処理装置や、患者監視用レシーバなどの医療用システムなど。 | ||||||||||||