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ブートストラップ・ダイオードと低電圧ロックアウト機能を集積した蛍光灯用バラストIC  インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン（ＩＲジャパン、東京都豊島区、江坂文秀社長）は、蛍光灯用バラスト（安定器）ＩＣ「ＩＲＳ２１５３Ｄ」のサンプル出荷を開始した。従来品と比べて、新たにブートストラップ・ダイオードとＵＶＬＯ（低電圧ロックアウト）機能を集積し、外付け部品が少なくなる。サンプル価格は２２０円。新製品は、インバータ回路方式「ハーフブリッジ」用のバラストＩＣ。発振器、ハイサイド用ゲート駆動回路、ローサイド用ゲート駆動回路などを集積する。 発振周波数の精度は３％と高く、蛍光灯の輝度を均一にできる。発振周波数は、最大１００キロヘルツまで設定できる。予熱周波数と継続時間を設定する予熱機能は、外部で簡単に実現でき、蛍光灯の寿命を最大化できる。 ハイサイド駆動回路は、回路が接地電圧から分離された状態で、最大６００ボルトのオフセット電圧を加えられ、新たにＵＶＬＯ機能を内蔵。ハイサイド駆動回路の出力を確実にスイッチングでき、外付けのＭＯＳＦＥＴを保護。パッケージは、８ピンのＳＯＰタイプとＤＩＰタイプがある。 | ||||||||||||