電波プロダクトニュース
051222_01
業界最高の耐リプルを実現し保証寿命時間が1.5倍になった電源平滑用基板自立型アルミ電解コンデンサ パナソニック エレクトロニックデバイスはこのほど、デジタル家電や白モノ家電の電源回路に適した電源平滑用の基板自立形アルミ電解コンデンサ「TS-EEシリーズ(高圧品400-450ボルト)」を開発した。 定格電圧範囲400-450ボルトDC、静電容量範囲75-560マイクロF、サイズφ22×L25-φ35×L50ミリ、定格リプル電流0.83-3.18アンペア・r・m・s、使用温度範囲マイナス25-プラス105℃。06年1月からサンプル出荷し、2月に日本、マレーシア、北米で量産を開始する。サンプル価格150円から/個。 また、TS-EEシリーズの量産に合わせて、北米の電極箔工場に最新鋭設備を導入し、電極箔の生産能力の増強を図る。 低ESRで、高温下でも劣化の少ない高耐熱新電解液を採用し、同社従来品比で最大1.5倍の業界最高耐リプル性能を実現。小型ながら、大電流を効率良く供給できる。 耐リプル性能の向上により、同一リプル電流で比較した場合、同社従来品比で2ランク小型化できた。コンデンサの使用数も、同社従来品に比べ3分の2に削減できる。 また、高容量、高耐熱の新電極箔を用い、高い耐リプル性能で保証寿命時間を同社従来品の105℃2000時間から105℃3000時間にした。 |
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