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バッテリ残量を正確に計算・表示するフラッシュメモリ内蔵16ビットマイコン  三洋電機半導体カンパニーは、ノートＰＣなどバッテリ搭載機器のバッテリ残量を正確に計算、表示することに最適なフラッシュメモリー内蔵１６ビットマイコンＬＣ８８Ｆ０３４８Ａを開発、今月からサンプル出荷を開始する。 新製品は、ノートＰＣ向けＳＢＳ（Ｓｍａｒｔ Ｂａｔｔｅｒｙ Ｄａｔａ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ）v1.1に準拠したスマートバッテリシステムにも対応。対応回路や積算型電流検出回路、過電流検知回路、高精度１２ビットA/Dコンバータなど、電池残量計算に必要な多様な機能を搭載。ＭＳＯＰ２４ピンの小型パッケージに搭載するとともに、３００マイクロアンペアと低消費電流を実現。 2-4直のリチウムイオン電池、および多直のニッケル水素のバッテリパック側に搭載することで、ノートＰＣ、デジカメ、ビデオカメラなどで正確な電池残量の計算、表示が可能になる。また、独自のフラッシュオンボード書き換えシステムと、内蔵のフラッシュメモリーにより、機器実装後のプログラム書き換えが可能としている。 この分野は、先行２社が高いシェアをとっており、同社は新規参入となる。世界トップの２次電池メーカーとしての経験を生かし、機種展開を強化し、０７年末でＰＣ用で２０％、デジカメ用などで１５％のシェア獲得を目指す。 | ||||||||||||