電波プロダクトニュース
051209_01
電源端子にダブル接点構造採用で瞬断リスク軽減のウイルコムW-SIM接続用コネクタ6種類のバリエーション アルプス電気は8日、ウイルコムの多機能通信モジュールであるW-SIM接続用コネクタ「SCZAシリーズ」を開発、今月から量産開始したと発表した。 W-SIMは、無線通信機能と電話帳などの個人情報管理機能を併せ持つ多機能通信モジュール。W-SIMカードを使用することで、1枚のカードで異なる携帯電話端末に同じ電話番号による通信、および情報管理を可能にする。携帯電話とPDA、ノートPCなどとの通信、情報の共有化も可能とする。 今回開発のSCZAシリーズは、精密微細プレス技術や薄肉成形加工技術、および機構設計技術により、カードの外形サイズを損なわないよう、最小の実装面積(幅29.50×奥行き30.20×高さ4.65ミリメートル)を実現。カード接続用コネクタとしての信頼性向上のため、電源端子にダブル接点構造を採用、落下などの衝撃による瞬断リスクを軽減している。 プッシュプッシュタイプにより、使い勝手の良い設計。基板搭載のための位置決めボスの有無と3種類のハンダ付け部分の形状違い(ワク足表面実装タイプ、差し込みタイプ=差し込みの長さ0.6/1.2ミリメートル)の計6種類のバリエーションを揃え、セットの設計自由度に貢献する。用途は、携帯電話、各種携帯情報端末、ノートPCなど。 サンプル価格は580円。生産はコンポーネント事業部古川工場(宮城県古川市)で、今月から月産2万5千個を予定。 |
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