電波プロダクトニュース
051205_03
合成樹脂フィルム上に透明導電膜を形成するATO水系透明導電塗料 三菱マテリアルは、全額出資子会社であるジェムコが開発に成功した水系透明導電塗料「TWU-1」の販売を開始した。初年度5千万円の売上げを見込む。 「TWU-1」は、ATO(アンチモンドープ酸化錫系導電性粉末)を水に分散・塗料化した製品。塗布により、合成樹脂フィルム上に透明導電膜を形成し、除電、帯電防止、粉塵吸着防止の機能をフィルムに付与する。得られた透明導電フィルムは、主にディスプレイ周辺材料、半導体周辺材料、包装材料に使用される。 溶媒に水を使用した環境負荷低減型のUV硬化型塗料でありながら、塗膜特性は有機溶剤系導電性塗料に匹敵する性能を有し、特に、非常に高い透明性を得られる。 また同社グループは、ATOなどの導電性微粉の製造・販売を20年以上も前から行っており、最近ではアンチモンフリーの導電性微粉の開発にも成功し、販売を開始している。今回の水系透明導電塗料TWU―1の販売開始によって、ユーザーの使用目的に合わせた、より的確な素材の選択や提案が可能となった。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト|
| ホームページへ戻る
|
次データへ
|