電波プロダクトニュース
051202_01
5.9ミリ角高さ1.4ミリで業界最小サイズを実現した小型携帯機器内蔵用FMチューナモジュール アルプス電気は1日、携帯電話など小型携帯機器への内蔵用に、6ミリ角を切り業界最小サイズを実現したFMチューナモジュール「TSM 1シリーズ」を開発、今月から量産開始すると発表した。サンプル価格は1050円。06年1月には、通信デバイス事業部相馬工場(福島県相馬市)で月産50万個の生産を予定する。 新製品は、同社独自の高周波設計技術と高密度実装技術により、容積0.049ミリリットル、占有面積37.81平方ミリメートルと業界最小サイズを実現している(外形サイズは5.9×5.9×高さ1.4ミリメートル)。 従来は、携帯電話などにFMラジオの機能を付加するには、ICをセット基板に搭載し、独自にチューナを設計、性能検査が必要だった。今回の新製品は、チューナ機能をモジュール化し、シールドカバーを追加することで、セット内外からの妨害電波に対する耐性が上がり、業界最小サイズの実現と併せ、セット製品設計の自由度向上に寄与している。また、モジュールとして性能を保証することにより、セット製品製造における性能検査の手間を省くことができ、セット設計の簡略化、生産工程の短縮に寄与する。 独自の高周波設計技術により、IC性能を引き出し、回路ロスを少なくすることで、高感度かつ低歪み特性を実現し、安定的な電波受信とクリアな音の再現を実現。低消費電力設計により、限られた電源容量の中で、長時間動作が必要となる小型携帯機器に最適。周波数は欧州、米国、日本の各地域に対応。 |
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