電波プロダクトニュース
051129_03
組込みアプリに最適な32ビットColdFireマイクロプロセッサ フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(高橋恒雄社長)は、1チップで複数の機能を提供する32ビットの“ColdFire”マイクロプロセッサ「NCF532x」、「MCF537x」を開発、06年1月からサンプルを出荷する。量産出荷は同第2四半期を予定。 ColdFireプロセッサ・シリーズは、すぐれた制御性、コネクティビティ、およびセキュリティ機能によりFA、ヘルスケア・モニターや、小売り向けPOSスキャナなどの組込みアプリケーションに適している。 新製品は、工業用アプリケーション向けのフレキシブルなコネクティビティ・オプションにより増大するマン・マシン・インターフェイスへのニーズに応えるもの。同シリーズで初めてUSBホスト・モジュールとUSB・OTG(オン・ザ・ゴー)モジュールをオンチップで搭載している。これにより、ホスト・インターフェイスなしでも2つのUSBデバイスを互いに通信できる。 240メガヘルツで211MIPSの最高性能を実現している。また、4種類の省電力モードを搭載、システム性能を失うことなく消費電力を最適化する。 参考価格(1万個購入時)は532xが10ドル、537xが11ドル。 |
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