電波プロダクトニュース
051121_02
コストパフォーマンスに優れた浮動小数点プロセッサ 米アナログ・デバイセズはこのほど、最新のSHARC浮動小数点プロセッサで、同種のVLIW DSPに比べて、MFLOPS(100万小数点演算/秒)対ドル指標で、ほぼ8倍の性能を実現する「ADSP-21375」を発表した。価格は5ドル(大量購入時の米国における参考価格)。 このプロセッサは、SHARCファミリの266メガヘルツ動作の高性能デジタル信号処理コアと、オンチップ・メモリーを経済的な208ピンQFP、またはBGAパッケージと組み合わせている。2メガビットのマスクROMと0.5メガビットの内部RAMを搭載しているだけでなく、外部メモリーからの直接実行も可能である。 また、ほかの第3世代SHARCプロセッサとピン互換になっており、性能のスケーラブルな選択を可能にする。これで、顧客は開発コストをシングル・プラットフォーム設計に基づく多数の製品に分散させることができるようになり、開発時間の短縮、投資回数の最大化を実現する。 |
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