電波プロダクトニュース
051118_06
低ノイズのPGA・デルターシグマADC・クロック発信器を集積した24ビットADC2種 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、バーブラウン製品として、ローノイズのPGA(プログラマブル・ゲイン・アンプ)、高精度のデルタ―シグマADC(アナログ・デジタル・コンバータ)、それに、クロック発振器を集積した24ビットのADC「ADS1232」と「ADS1234」を発表した。両製品とも量産中で、価格は、それぞれ3.90ドルと4.50ドル(いずれも1000個受注時単価)。 新製品は、TIの高性能、高精度なミックスド・シグナルCMOS技術で製造され、重量計、ストレインゲージ、圧力センサーをはじめとするブリッジ・センサーのアプリケーション向けに、全機能内蔵のフロントエンドを提供する。 ADS1232の入力マルチプレクサは、2個のアナログ差動入力、ADS1234は、4個の同入力を提供する。ADS1232は、温度センサーも内蔵しており、周囲温度の測定ができる。 また、ゲイン、データレート、入力チャンネルなどを設定する専用I/O(入出力)ピンを備え、オンチップのデジタル・レジスタを使用せずに動作条件を設定できるため、ADCの制御プログラムが大幅に簡素化される。 また、低消費電力のスタンバイ・モード、または完全にシャットダウンする機能も備えている。パッケージは、ADS1232が24ピンTSSOP、ADS1234が28ピンTSSOPで供給される。 |
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