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ブルーレイディスク（BD)／DVD／CD全メディア対応のBDドライブ用チップセット  松下電器は世界初のブルーレイディスク（ＢＤ）/DVD/CDの全メディア対応のＢＤドライブ用チップセットを開発し、１２月からサンプル出荷を始め、０６年１月に量産に入る。 フロントエンドプロセッサと光ディスクコントローラの２チップでBD/DVD-RAM/DVD-R/DVD-RW/DVD-ROM/CD+R/CD+RW/CDの全メディアの記録、再生ができる。これまで全メディアに対応するにはＢＤ専用、記録型ＤＶＤ用のフロットエンドプロセッサ、光ディスクコントローラの計４チップが必要だった。 フロントエンドプロセッサ（0.6マイクロメートルBi-CMOSプロセス、１２８ピンＴＱＦＰプラスチックパッケージ）は前工程が魚津工場、後工程が中国・上海工場、光ディスクコントローラ（0.15マイクロメートルＣＭＯＳプロセス、２５６ピンＬＱＦＰプラスチックパッケージ）は前工程砺波工場、後工程魚津工場。 月産数万個で立ち上げ、０６年後半には１０万個に増やす予定。まずグループのＰＣ用ＢＤドライブ向けに供給する。 同社では全メディア対応のＢＤドライブの市場を０６年約２００万台、０７年約1000万台（ＰＣ用７０％、民生用３０％）と予想している。 再生信号が直前の信号の影響を受けるメディア特性を考慮して、もとの波形に再生するＰＲ技術と記録信号の特徴に基づき再生信号から、最も確からしいデータを読み取るＭＬ技術を組み合わせたＤＶＤ記録用などで、実績のある独自のＰＲＭＬ技術を採用している。 | ||||||||||||