電波プロダクトニュース
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4つのスレッドを有するコアを8個搭載の高性能・低消費電力のサーバー用プロセッサ 【ニューヨーク支局】米サン・マイクロシステムズは14日、高性能・低消費電力を特徴とするサーバー用プロセッサの新製品「ウルトラSPARC T1」(コードネーム=ナイアガラ)を発表した。同プロセッサを採用したサーバー「サン・ファイヤ」は年末までに出荷する予定だ。 「T1」は、マルチスレッディングの特許技術「クールスレッド」を採用。それぞれ4つのスレッドを有するコアを8個搭載しており、計32のスレッドを同時に処理できる。 電力消費量は、インテルの「Xeon」やIBMの「パワー」プロセッサの半分以下で70ワット。これにより、データセンターの消費電力を大幅に削減することが可能で、世界初のエコ対応プロセッサとサンでは自信をみせている。 このほか、90ナノの微細加工技術を使用したチップには、世界で初めてメモリーコントローラ4個を搭載し、データ伝送の高速化を実現。システムセキュリティにも優れているという。 同社スケーラブル・システムグループのデビッド・エン上席副社長は「当社のSPARCを基盤とした新プロセッサはRISCプロセッサと同じくらい意義があり、Javaが市場投入されたときと同様のインパクトがある」と述べ、この数年間でサンにとって最も重要な製品であることを強調した。 |
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