電波プロダクトニュース
051103_01
MEMS技術を使った超低消費電力の3軸加速度センサー 米アナログ・デバイセズはこのほど、iMEMSモーション・シグナル・プロセッシング製品ファミリに、3軸加速度センサー「ADXL330」を加えた。現在サンプル出荷中で、量産出荷は、06年第1四半期の予定。OEM価格は2ドル未満(米国における参考価格)。 このセンサーは、MEMSの製造技術およびMEMSのセンサー部を周辺電子回路と一体化させる技術により、電源電圧2.0ボルト時の消費電力が、わずか200マイクロアンペアの3軸加速度センサーで、高精度に信号処理されたアナログ電圧出力を備えている。 ±2グラムの範囲で動き、衝撃、振動などのダイナミックな加速度とともに、傾き検知用途の静的な加速度である重力を測定することができる。 電源電圧範囲は2.0-3.6ボルト。0.5ヘルツから1.6ヘルツの範囲の帯域幅を必要とするアプリケーションに最適である。耐衝撃仕様は1万G。 携帯電話端末や、そのほかの携帯用コンスーマ電子機器用途を視野に入れて設計されており、小型の4×4×1.45ミリメートルの16ピンプラスチックLFCSPで提供される。 |
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