電波プロダクトニュース
051028_03
1200ボルト耐圧でインバーターシステム出力段スイッチング用半導体素子を駆動するHVIC 三菱電機は、AC400ボルト系電源のインバータシステムにおいて、出力段のスイッチング用半導体素子を駆動するIC(HVIC)として、業界最高水準となる1200ボルト耐圧HVIC「M81019FP」を開発、11月1日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は200円(税抜き)。 新製品は、600ボルトが限界であった単一チップの耐圧を、チップの表面構造を工夫して電界の集中を抑制するRESURF構造と、表面電界を分散させるMFFP構造により、表面電界の分布を均一化し、1200ボルトの耐圧を実現した。 また、HVICが駆動する後段のスイッチング用半導体素子の出力電流が大きくなるほど、後段から発生するパルス上の高電圧ノイズが大きくなり、誤動作や破壊を起こすことがあるが、この高電圧ノイズを吸収する構造を開発し、ノイズによる誤作動防止機能を高めて信頼性を向上させている。 さらに、環境への配慮として、RoHS規制に対応、端子外装メッキは鉛フリーハンダを、チップ実装には銅ペースト樹脂を採用しているため、海外向け製品も安心して利用できる。 |
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