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１つのスロットで２つのカード形状に対応、堅牢でカード排出量が６ミリのExpressCard接続用コネクタ  アルプス電気はこのほど、次世代ＰＣカードとして規格化されたＥｘｐｒｅｓｓＣａｒｄ接続用コネクタ「SCBA（ピンヘッダ部）/SCBB（イジェクタ部）シリーズ」を開発、今月から量産を開始した。１２月には月１００万個の生産を予定している。サンプル価格は８４０円。 このカード用コネクタは、１つのスロットで２つのカード形状に対応するコネクタとして開発されており、上下金属シールド設計を採用し、形状の違う２種類のカードの確実な保持と、ねじれや圧迫に対して堅牢な構造としている。 カードの挿入/排出には、軽快な操作性を実現した２ステップレバーイジェクト機構を採用している。また、カードの排出量は6.0ミリメートルで、誤挿入防止機能も搭載している。 さらに、ピンヘッダ部分の受け面を約６ミリメートルと長く確保し、リフローハンダを行う際の固定安定性を向上させている。これにより、基板接続後のピンと基板との平坦性を良好に保ち、カードとコネクタの高い接触信頼性を実現している。 | ||||||||||||