電波プロダクトニュース
051018_07
OMAPとXScaleプロセッサ搭載機器向け新型パワー・コンバージョンIC 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、OMAPアプリケーション・プロセッサを搭載するモバイル・ハンドセット、およびXScaleプロセッサを搭載するマルチメディア機器の厳しい電源要求条件をサポートする高集積度の新型パワー・コンバージョンIC「TPS65020」を発表した。現在量産出荷中で、価格は3.75ドル(1000個受注時単価)。 新製品は、電力制御FETを内蔵する3個の同期整流降圧型DC-DCコンバータ、3個のLDO(低電位差)リニア・レギュレータ、2IC通信インターフェイスなどを含む数種類のパワー制御ビルディング・ブロックをワンチップに集積している。 DC-DCコンバータのスイッチング周波数が1.5メガヘルツと高いことから、2.2マイクロヘンリーのインダクタをはじめ、小型の外付け部品が使用でき、基板実装スペースを削減できる。 また、このICの静的動作電流は85マイクロアンペアと低く、バッテリ電力を節約できる。 主な用途は、多機能携帯電話、PDA、デジタルカメラ、ポータブルオーディオ、メディアプレヤーや、単一セルのリチウムイオン電池を電源とし、複数の内部電圧で動作する通信機器およびマルチメディア機器など。40ピン6ミリメートル角のQFNパッケージで供給。 |
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