電波プロダクトニュース
051018_03
NTSC比100%以上の広色再現技術採用の液晶モジュール 三洋エプソンイメージングデバイスは、広色再現域技術「フォトファイン・クロマリッチ」の採用でNTSC比が100%を超える液晶モジュール=写真=を開発した。携帯電話などの情報端末やプリンタ、デジタルカメラへの導入を見込む。 今回発表したのは、解像度QVGA(240×320ドット)の2.2型、VGA(480×640ドット)の2.8型と4.5型の3種類。2.2型と2.8型は低温ポリシリコン、4.5型はアモルファスシリコンを用いている。 新技術では、カラーフィルタ(CF)はRGBの3色にシアン系を加えた4色を使用。高精細技術で解像度はそのままに色再現性を高めている。CFの濃度やバックライトの輝度を上げずに済むので、従来方式に比べ消費電力も削減。 ドライバICには3色から4色への色域拡大に対応する演算アルゴリズムを内蔵。インターフェイスは従来品と互換性があり、今後は高速シリアルインターフェイスにも対応していく。 有賀修二社長は「高精細で広色域の液晶パネルはどんなアプリケーションにも求められる。06年に商品化したい」と、同技術に対する期待の大きさを語った。 開発品は、19日からパシフィコ横浜で行われるFPDインターナショナルで展示する。 |
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