電波プロダクトニュース
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携帯電話基地局等向け小型・低コストの感温型アッテネータ 日本電産コパル電子は、小型・低コストで温度に対するVSWRや、減衰量特性に優れた感温型アッテネータ「E-TA3216シリーズ」を11月1日から販売開始する。 新製品は、高周波部品のラインアップ拡充として、積層チップ構造の採用による小型化を実現し、かつ量産性を考慮して開発したもので、LTCC基板材料を用いて厚膜抵抗、およびサーミスタ材料を積層した標準小型サイズで、リーズナブルな価格をターゲットに開発した。先頃発表した張り合わせ構造の感温式アッテネータ「C-TA3225シリーズ」の特徴である、温度に対するVSWRの平坦性と、減衰量の傾きの線形性を継承している。積層チップ構造の採用により、C-TA3225シリーズより小型でローコスト。RoHS指令対応。 用途は、携帯電話基地局などのGaAs系アンプの温度補正用。 サンプル価格は800円。販売計画は当初月間10万個、3年後には月間30万個を目標とする。 主な仕様は、減衰量1-10デシベル 1デシベル step(許容差±0.5デシベル 25℃、50オーム負荷)。特性インピーダンス50オーム。VSWR1.3以下。温度係数N5-N8。使用周波数DC-2ギガヘルツ。外形寸法3.2×1.6×1.0ミリメートル。同製品は、今年11月開催のマイクロウェーブ展に出品する。 |
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