電波プロダクトニュース
051013_01
携帯端末ディスプレイやTVチューナラインの高周波ノイズ除去、リンギング抑制向け業界最小サイズのチップRCネットワーク パナソニック エレクトロニックデバイスは、業界最小の2012サイズのチップRCネットワーク「EZACTシリーズ」を開発した。 今回開発したチップRCは、携帯端末のディスプレイ、TVチューナラインなどの高周波ノイズ除去、リンギング抑制向けなどに供給する。11月から月産能力300万個で量産を開始する。サンプル価格は20円/個。 独自の厚膜技術を採用し、2012サイズにRCローパス回路を4ペア内蔵した。 0603サイズのチップ抵抗器4個と、チップコンデンサ4個でRCローパス回路を形成する場合と同等の実装面積にした。部品点数、実装回数を8分の1に削減できる。また、狭ピッチバスラインの高周波ノイズ対策だけでなく、これまでLCフィルタで抑制が困難だったリンギングの発生を抑制できる。 ▽定格電力=0.031ワット/抵抗素子▽定格電圧=12ボルト▽抵抗値範囲=10オーム-100キロオーム5%▽容量値範囲=10-33ピコFプラス30%/マイナス20% ▽TCR=±200×10のマイナス6乗/℃▽カテゴリ温度範囲=マイナス25-プラス85℃。 |
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