電波プロダクトニュース
051007_01
2本の画像パイプラインを持ち高速並列処理が可能な新GPU グラフィックプロセッサ(GPU)メーカーATI(カナダ)の日本法人ATIテクノロジーズジャパンは6日、2本の画像パイプラインを持ち、雨や髪の毛の再現や高度な3Dグラフィック技術を投入したRadeon X1000ファミリを発表した。同時に森下正敏ディレクターの社長昇格、黛登社長の会長就任を明らかにした。 新GPUは、X1800/1600/1300の3種で90ナノメートルプロセスで作られ、32ビット浮動小数点、512の並列スレッドを持ちデータ出力やメモリーコントロール改善で精緻な画像データを高速並列処理できる基本性能を持つ。 ビデオ信号は10ビットで処理され、映像補正もできるディスプレイ用エンジンのAvivo機能を備えている。ブルーレイディスク、HD DVDが採用しているH・264の圧縮技術、MSが発売する次世代OSのウインドウズVistaにも対応している。最高性能のX1800のエンジン部は625メガヘルツ。1.5ギガヘルツのメモリーバス、512メガヘルツのGDDR3メモリーを搭載している。 搭載製品はASUSTeK、GIGABYTE、MSIなど主要PCメーカーが販売開始した。 ATIはメーカーと一般ユーザーを対象にGPUとボードを販売しており、ワークステーション・PC用やデジタル家電、ゲームや携帯電話など、モバイル機器分野でトップランクのシェアを有している。 |
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