電波プロダクトニュース
050923_04
リチウムバッテリ電源機器向け高性能パワー・コンバージョンIC 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はこのほど、バッテリ・マネジメントを行うスマート・チャージ機能と、それに必要なすべてのパワー・トランジスタをワシチップに集積した高性能パワー・コンバージョンIC「TPS65800」を発表した。現在サンプル出荷中で、量産出荷は05年内を予定している。価格は6.50ドル(1000個受注時単価)。 新製品は、2個のFETスイッチ内蔵同期整流降圧型DC-DCコンバータと、白色LEDバックライト用の昇圧型DC-DCコンバータ、RGB LED用ドライバ、7個のLDO(低電位差)リニア・レギュレータ、高性能のADC(アナログ・デジタル・コンバータ)、SIMカードおよびRTC(リアルタイム・クロック)用電源、2ICインターフェイスなどを含む数種類のパワー制御機能ビルディング・ブロックを1チップに集積している。 さらに、リチウムイオンバッテリ向けに、同社が特許を持つリニア・チャージ技術と、システムヘのパワー・パスマネジメント技術、オンチップの充電制御FETも内蔵している。 このため、個別構成のものと比較して、最高70%もの基板スペースを削減すると同時に、高いDC-DC変換効率を提供する。 多機能電話、ポータブル・オーディオ、衛星無線、GPSシステムなど、1セルのリチウム・イオンバッテリを電源とし、複数の内部電圧で動作する機器に最滴である。56ピン、8ミリメートル角QFNパッケージで供給される。 |
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