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逆回復時間1ナノ秒を実現したプラズマディスプレイTVに最適な高速整流ダイオード  サンケン電気は、低ノイズ、高耐圧ながら逆回復時間（ｔｒｒ）世界最速の１８ナノ秒を実現、プラズマディスプレイＴＶに適した高速整流ダイオード「ＦＭＸＪシリーズ」３タイプを開発、１５日からサンプル出荷を開始する。量産出荷は年末を予定。 新製品は、高速整流ダイオードの構造をベースに高速、低損失化が容易なショットキーバリアダイオードの構造を複合させ、ＰＮ接合とショットキー接合による逆回復時間の差を制御してノイズの発生を制御するＪＢＳ（ジャクション・バリア・ショットキー）構造を開発、採用した。さらに、同社独自のライフタイム制御技術を併用することで、高耐圧ながら（耐圧３００ボルトおよび４００ボルト）、超高速逆回復時間１８ナノ秒、高温時は同社従来品比４０％以上改善、低ノイズを実現した。 主な用途は、プラズマディスプレイＴＶのパネル駆動回路、連続モードＰＦＣ回路やＳＭＰＳ、ＵＰＳ、DC-DCコンバータの出力整流回路など高圧、高周波出力が必要な回路、電源。 サンプル価格は、３００ボルト、１０アンペアのFMXJ-1103Sで２４０円。 | ||||||||||||