電波プロダクトニュース



050906_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月6日050906_01 三菱電機 半導体素子 光半導体 一般民生用

80℃で300ミリワットの連続光発振出力達成の青紫色半導体レーザー



三菱電機は5日、BD(ブルーレイディスク)やHD DVDなどの次世代記録型光ディスク装置の光源として用いられる青紫色半導体レーザーで、世界最高の発振スロープ効率1.85ワット/アンペアと80℃の高温時に世界最高の300ミリワット以上という高い光連続発振出力を達成したと発表した。

青紫色半導体レーザーの高出力化では、大きな動作電流が必要となり、その際に発生する熱が高出力化の課題となっていた。

同社では今回、半導体レーザーの発振効率を制限する要因を低減させる新構造を適用することにより、発振スロープ効率を向上させる技術を開発した。また、この高効率化技術を用いて80℃(ケース温度)という高温時に300ミリワット以上の連続発振出力を実現した。

今後、同社ではさらなる高出力化と信頼性の検証を行いながら製品化を進め、最初に150ミリワット級の青紫半導体レーザーの量産を今年度中に開始する予定。

今回の成果は、あす7日から徳島大学で開催される第66回応用物理学会学術講演会および13日から神戸国際会議場で開催されるインターナショナル カンファレンス オン ソリッドステート デバイシィズ アンド マテリアルズ 2005で発表の予定。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |