電波プロダクトニュース
050902_06
1チップで4つの周波数に対応する水晶発振器と電圧制御水晶発振器 米シリコン・ラボラトリーズ(ナブ・スーク会長)は、1チップで4つの周波数に対応する水晶発振器(XO)と、電圧制御水晶発振器(VCXO)「Si530/Si550」を開発、周波数制御市場に参入する。 新製品は、同社が特許を持つ高速な通信関連アプリケーションに必要な周波数制御に関する「DSPLL」(デジタル信号位相同期ループ)技術の採用により、リードタイムを短縮化するとともに、時間・温度に対する周波数安定性の向上を図っている。出力周波数範囲も10メガヘルツ-1.4ギガヘルツと幅広い。 従来の高周波発振器はSAW(表面波弾性)、逆メサ型水晶とも周波数ごとに細かい調整を必要としていたが、同社の新製品は、周波数の制御とチューニングを複雑なレゾネータでなく、1チップCMOS化(0.13マイクロメートルプロセス)で、その課題を解決した。 サンプル出荷中で量産出荷は05年第4四半期から。 同社は、01年に日本法人(大久保喜司マネージャ)を設立。国内総代理店は、マクニカ・グラビスカンパニー。 |
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