電波プロダクトニュース
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独自の機能を内蔵した高機能携帯電話用1677万色フルカラー表示QVGA対応の1チップドライバ ロームは独自の省配線高速シリアルインターフェイスMSDL2機能を内蔵した高機能携帯電話用1677万色フルカラー表示QVGA対応の1チップ液晶ドライバ「BU66R01CH」を開発した。量産時期、数量はユーザーニーズをみながら検討していく。 開発した液晶ドライバ「BU66R01CH」は、これまでゲートドライバとソースドライバの2チップ構成だったフルカラー表示QVGAサイズ液晶ドライバを1チップ化した。電源回路、画像フレームメモリーも内蔵し、パネルモジュールの部品点数を削減できる。独自の駆動方式の採用で、消費電力も低減可能。 また、従来のパラレルインターフェイス、シリアルインターフェイスに加え、第3世代携帯電話向けに累計700万個以上の出荷実績を持つ独自のMSDL(モバイル・シュリンク・データ・リンク)2に対応。今回はQVGAフルカラー表示のため、これまでのデータチャネル1チャネルあたり100メガビット/秒から200メガビット/秒に高速化したシリアルインターフェイスMSDL2を内蔵した。 これによってパラレルインターフェイスで12線または20線で構成されていたのをMSDL2インターフェイスを用いれば、4線または6線で液晶モジュールの制御と画像データ伝送を行うことができる。 BU66R01CHとセットで高速シリアル伝送を実現するMSDL2トランシーバ「BU7930GU」も同時開発し、従来のパラレルインターフェイスを持つシステムにも容易に適用できるようにした。 今後、データチャネル1チャネルあたり450メガビット/秒と高速のMSDL3を内蔵した高機能携帯電話向けフルカラー表示TFT液晶ドライバを加える予定。 |
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