電波プロダクトニュース
050708_01
ハイビジョンで約9時間録画可能な2層で100ギガバイトのブルーレイ用ROM光ディスク シャープは青色レーザーを使ったブルーレイROM光ディスクの容量を2層で100ギガバイトにできる2層超解像光ディスク技術を開発した。 独自に開発した金属酸化物からなる光透過性の高い超解像機能膜を採用し、2層構造で超解像再生を可能にした。ROMピットピッチを100ナノメートルに狭め、光ディスク1枚に100ギガバイトの情報を蓄積できる。ハイビジョン映像で約9時間分(平均転送レート24メガpbs)収録できる。ブルーレイROM光ディスクの次世代光ディスクとして業界に提案していくとともに、08年の商品化を目指す。 現行ブルーレイ光ディスクは1層で容量が25ギガバイト。ROMピットを200ナノメートルにして1層で50ギガバイトの容量を持つ光ディスクや8層で100ギガバイトの開発発表はあったが2層でしかも100ギガバイトの大容量ブルーレイ光ディスクの開発発表は初めて。HD-DVD光ROMディスクは1層で容量15ギガバイトが商品化されている。 今回の開発成果は10日から14日までハワイ・ホノルルで開催される光ディスク関連国際会議ISOM/ODS2005で14日発表する。 2層超解像光ディスクを実現するには超解像機能膜に光透過性の高い材料を使用しなければならなかったが、これまでの超解像機能膜は光透過性が低く多層化ができなかった。今回開発した金属酸化物を超解像機能膜に用いると超解像ディスクを2層化でき、ROM光ディスク容量を100ギガバイトに高めることができる。 超解像機能膜材料は環境負荷が少なく環境にも優しいディスクにした。 |
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