電波プロダクトニュース
050701_05
携帯電話基地局などのGaAs系アンプの温度補正向け高周波対応の感温型アッテネータ 日本電産コパル電子は、高周波対応部品の第2弾の製品として、感温型アッテネータ「C-TA3225シリーズ」をきょう1日から販売開始する。用途は、携帯電話基地局などのGaAs系アンプの温度補正など。 サンプル価格は1000円程度。販売数量は、当初月間10万個、3年後に月間30万個を目指す。 新製品は、同社独自の設計による入力インピーダンスの温度追従性とマイクロ波対応パターンを実現し、その設計技術と保有の厚膜および接点技術の組み合わせにより、広い温度範囲でのVSWR(電圧定在波比)の平坦性と温度変化にともなう減衰量の傾きの直線性を得ることに成功したもの。 特徴は(1)温度変化に対してVSWRがフラット(2)温度変化に対して減衰量特性がリニア(3)RoHS指令対応(鉛、カドミフリー)。 主な仕様は、減衰量1-10デシベル 1デシベルステップ(許容差±0.5デシベル、25℃50オーム)。特性インピーダンス50オーム。VSWR1.3以下。温度係数N3-N8.使用周波数DC-2ギガヘルツ。外形寸法3.2×2.5×1.0ミリメートル。今後は、さらなる低コスト化、小型化を目指していく方針。 同社は、回路部品事業として主に産業用可変抵抗器と信号用スイッチを手掛けてきた。新規事業として高周波対応部品にも力を入れ、第1弾として6月に1ギガヘルツ対応スライドスイッチを販売開始している。 |
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