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業界最高水準の過渡負荷応答性能を実現したリップル検出制御方式のDC-DCコンバータ  村田製作所は、リップル検出制御方式のDC-DCコンバータとして、業界最高水準の過渡負荷応答性能を実現したリップルコンバータ・エクストリームＭＰＤＲＸシリーズを開発したと発表した。今月から量産を開始し、８月以降は月産５万個を予定。１００個注文時のサンプル価格は１個１６００円。 リップル検出制御方式は、出力電圧を基準電圧と直接比較して、スイッチング素子のON/OFFを決定しており、従来のＰＷＭ制御方式では必須であった積分回路が省略でき、応答速度の高速化が可能。過渡的な負荷電流の変動に対し、制御が高速に応答するため、従来のＰＷＭ制御に比べて、電圧変動幅で約４分の１、回復時間で約５分の１という業界最高水準の応答性能を実現している。 また、出力電圧の精度を高く保つことができるため、外付け容量を少なくすることが可能。これにより、ＤＳＰ、マイクロプロセッサ、ＡＳＩＣといった低電圧・大電流・負荷電流変動の大きな用途に適用した場合、トータル実装面積を、従来よりも大幅に削減することができる。 ＭＰＤＲＸ００１Ｓは、５ボルト入力0.8-1.8ボルト／１６アンペア出力、ＭＰＤＲＸ００３Ｓは、１２ボルト入力0.8-1.8ボルト／１２アンペア出力であり、いずれも33.0×13.5ミリの業界標準フットプリント形状に適合する。 |
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