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部品点数と消費電力削減で環境への負荷を低減したUSB2.0対応のハブコントローラ用LSI  ＮＥＣエレクトロニクスは、基板上の部品点数や消費電力を大幅に削減することで、環境への負荷が低減できるUSB2.0対応ハブコントローラ用ＬＳＩ「μＰＤ７２０１１４」を開発、５月３１日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は５００円。７月から月１００万個での生産を計画している。 また同社では、この製品についてＥＣＯＵＳＢ（エコ・ユーエスビー）の名称を商標として出願した。 新製品は、ＵＳＢの通信ロジック部であるＵＳＢバッファの構成を見直すことで、内部回路用に電圧を2.5ボルトにする電圧レギュレータや抵抗回路など、ＵＳＢハブの構築に必要な部品を内蔵するとともに、ハブ・システムの構成に関する情報を管理するシリアルＲＯＭを不要としている。 また、７ミリメートル四方という小型化を実現し、基板上の実装面積を、現行機種に比べて約６０％に低減した。さらに、通信の状況に応じて消費電流を制御できる機能の実現により、動作時の消費電流を、現行機種に比べて１０％以上低減している。 この製品を用いると、アメリカ環境保護局が推進する省電力プログラム「エナジースター」に対応した製品を一例とする環境負荷の少ない製品を、容易に開発することができる。 |
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