電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月1日050601_01 シャープ 光関連部品 光部品、光モジュール 自動車機器用

摂氏105度の高温動作を実現した車載光ネットワーク用送受信デバイス



シャープは5月31日、高温動作105℃を実現したMOST規格(Ver1.1)準拠の車載光ネットワーク用送受信デバイス「GP5FM5T01AZ/同R01AZ」=写真=を開発、発売すると発表した。05年12月に量産予定。

同デバイスは、高信頼性パッケージ技術やOPIC設計技術により、-40℃から+105℃までの高温動作、動作時最大20ミリアンペアで待機時同10マイクロアンペアの低消費電流を実現。温度が高くなる自動車の天井部やダッシュボード部への設置が可能となった。

車載情報機器接続は、従来の個々の機器同士の1対1接続から機器が光ファイバで環状に接続するリング接続に変革。送受信デバイスの動作温度の拡大や、接続使用数の増大による消費電流の低減などのニーズに対応している。

MOST(Media Oriented System Transport)対応光ファイバリンクの送受信デバイスペアは、現在で2千万台以上が出荷されており、すでに外国製の自動車を中心とした32モデルが量産採用している。

同社電子部品事業本部の蛯名清志オプトデバイス事業部長は「今後、年間1000万台の送受信ペアが量産されるなど、急激にマーケットが拡大すると予想している。また、Ver3.3も開発中であり、同市場に大きく期待している」とコメントしている。

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