電波プロダクトニュース
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FPGA内蔵の32ビットRISCコアの動作速度を200メガヘルツに高めたソフトプロセッサ 米ザイリンクスはこのほど、MicroBlazeソフトプロセッサの新バージョン4.00をリリースした。 この新バージョンは、Virtex-4 FPGAに内蔵した32ビットのRISCコアの動作速度を、最高200メガヘルツと従来に比べて25%も高めている。これに加えて、新しい浮動小数点ユニットオプションを導入したことにより、組み込みシステムの開発者が、ソフトウエア・エミュレーションにより、120倍も高いシステム性能を達成できるようにした。 新バージョンの4.0には、使いやすい設計済みの回路オプションも用意されている。とくに、データ中心のマルチメディア・アプリケーションで有効な文字列、バイトまたはワードの一致を検出するためのパターン比較命令が含まれている。再構成可能なハードウエア乗算器、ドライバ・ユニットおよびキャッシュ・リンクのような、ユーザーが選択可能な機能は、重要なロジックのリソースを節約する必要がない場合は、オフにすることができる。 FPUは、32ビットのスペックでIEEE-754に適合しており、整数演算と浮動小数点演算の両方を実行するように構成されたプロセッサを提供する。MicroBlazeプロセッサとFPUの統合化は、パイプライン、プロセッサのレジスタ・セット、およびそのほかのプロセッサ要素などのCPUリソースをFPUと共用することで、データ・バンド幅が大幅に改善されている。 MicroBlazeソフトプロセッサ・コアは、同社のEDK(組み込み開発キット)の一部として利用できるようになっており、価格は495ドルとなっている。 |
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