電波プロダクトニュース
050519_05
スライド型携帯電話機向け厚さ22マイクロメートルのFPC/COF用超薄型電磁波シールドフィルム タツタ電線の子会社、タツタ システム・エレクトロニクス(大阪府東大阪市)は、FPC・COF用超薄型電磁波シールドフィルム「SF-PC5000」を開発し、6月から量産を開始する。 ベース基材に独自に開発した2層構造の絶縁樹脂層(第1絶縁層は柔軟性樹脂層、第2絶縁層は耐摩耗性樹脂層)を積層し、同社従来品の約半分の総厚22マイクロメートルの超薄型を実現した。軟らかく傷がつきにくく、FPCへの密着性を大幅に向上。同時に、厳しい曲げ半径での機械特性に優れる。 摺動性、屈曲性を一段と高め、スライド型携帯電話機の薄型化、スライド耐用回数の向上を図った。鉛フリーハンダリフロー対応。独自開発の絶縁樹脂による高ガスバリア性で、吸湿リフローにも対応可能。絶縁樹脂層の熱収縮率をPPSフィルムの10分の1以下にし、薄型FPC、COFへの片面シールド用途での反りを大幅に低減した。 SF-PC5000の量産に合わせて、約5億円をかけてFPC用電磁波シールドフィルムの生産能力を、6月に現在の1.5倍の月産18万平方メートルに引き上げ、電磁波シールドフィルム事業で07年度、年間20億円の売上高を計画する。 |
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