050519_01
立体構造で超小型化と高容量を実現したバリスタ内蔵型ソリッドステートリレー（SSR)  松下電工は、超小型、高容量の「AQ-Jソリッドステートリレー（ＳＳＲ）」を６月１日から発売する。 リレー内部を立体構造にすることで、外形寸法２８×３８×１７ミリと、同社従来品の高容量タイプのＳＳＲに比べ、底面積で４０％の小型化を図った。バリスタを内蔵し、入力逆接続保護機能を付加した。 １０Ａ品、１５Ａ品、２５Ａ品の３品種をシリーズ化。自社開発の受光素子フォトトライアックカプラーを搭載し、１０Ａ品で税抜き価格９２０円、１５Ａ品で同１０３０円、２５Ａ品で同１２００円に抑えた。 厨房機器、射出成形機、リフロー炉、自動販売機、包装機などのヒーター制御用や、アミューズメント機器などのモーター制御用に供給する。 AQ-JSSRとして、０６年度月産１万個、０８年度同３万個を予定。 ＲｏＨＳ指令に対応。入力タブ端子#110、出力タブ端子#250と業界標準を採用。配線の施行性が向上する垂直タブ端子を用いた。C-UL、ＴＵＶ規格認証取得。 １０Ａ品、１５Ａ品、２５Ａ品いずれも出力側＝▽負荷電圧75-264ボルト▽漏れ電流５ミリアンペア。入力側＝▽定格操作電圧4-6/10-18/18-28ボルト▽定格電圧5/12/24ボルトＤＣ▽復帰電圧１ボルト以上▽動作時間２分の１サイクルプラス１ミリ秒以下▽復帰時間同▽耐電圧入力―出力間3000ボルトAC、入出力間―ケース間２５００ボルトＡＣ▽使用周囲温度マイナス30℃―プラス80℃。 |
||||||||||||