電波プロダクトニュース
050425_02
WiMAXに準拠、PHY/MAC機能を1チップ化したベースバンド信号処理LSI 富士通はこのほど、WiMAXに準拠したベースバンド信号処理LSI「MB87M3400」を開発した。 WiMAXは、最大データ・レート75Mbps、実用最大伝送距離10-20キロメートルのワイヤレスブロードバンド通信規格。1つのアンテナで広範囲をカバーできるため、携帯機器を用いるホットゾーンサービスなど、移動系サービスの補完や通信速度が十分にでない地域での、DSLサービスに代わる手段として注目されている。 新製品は、PHY(物理層)、MAC(メディア・アクセス・コントロール)機能などをワンチップに搭載した世界初の製品で、IEEE802.16-2004規格に準拠している。このためWiMAX機器を低価格で開発できる。 また、基地局、端末機器の双方で使用できるため、信頼性の高い相互通信が可能となる。 この製品は、同社の関連会社である富士通マイクロエレクトロニクスアメリカ(FMA)が基地局、端末ベンダーと共同で開発しており、パートナーによるWiMAX認証取得も予定されている。 |
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